発 汗

酒と薔薇とご飯とフットボールに関するものです、要はなんでもありです。(そのうち薔薇も育てます…)

2007年09月

サッカーキャスト第17回 北京五輪アジア最終予選をめぐって

サッカーキャスト第17回 北京五輪アジア最終予選をめぐって。

アウェーサウジアラビア戦、ホームカタール戦を振り返って…
途中でサッカーキャストには珍しい過激な意見も飛び出します。

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例によってカッコいいリフで始まるオープニングテーマはAppledoreの「想像離縁」



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Jリーグ各チーム経営指標

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Jリーグだのなんだのと威張ってみても、ミクシィが5月10日に発表した2007年3月期決算(単体)は、売上高が52億4700万円。

9月18日に発表された2006年度のJリーグのチーム経営情報でミクシィを上回っているのは浦和の売上高70億7800万円だけだ。
(決算期がチームにより多少バラついてはいるものの、概ね揃っていると見ておこう)

こうしても見ると、Jリーグの経営規模はベンチャーか中小企業規模ということが良くわかる。俺がサポートしているFC東京は「DOMO」というフリーペーパーでおなじみの「アルバイトタイムズ社」とほぼ同じ33億円の売上高だ。

スポーツ紙の記者諸君、「日本最大クラブ」などと囃すのは良いが、実質を見極めないといけない。Jリーグのチームはどこもベンチャーか中小企業規模であるということを…


サッカーチームの収入の三本柱は「広告料収入」、「入場料収入」、そしてグッズなどからなる「その他収入」という事になる。Jリーグからの分配金を「その他収入」に組み込めば、浦和レッズの場合それぞれが22億、25億、22億という見事なバランスを見せてくれる。

ただ、浦和も含めて、程度の差こそあれ、Jリーグチームの場合親会社からの「経営支援」が「広告料」の名目で入っている事がしばしばあるために、それを考慮に入れて考えなければならない。親会社の、もしくは親会社の関連会社の企業のCMがどこに入っているかを良く見る必要がある。

浦和以外でバランスが良いのは新潟(9.6億、9.9億、8.4億)それに甲府(5.7億、3.9億、3.9億)くらいか、あとは広告料収入の割合がかなり多い。

入場料収入に対して広告料収入が最も多いのは大宮で5.8倍になる。すなわちJ1で戦うための戦費をほぼ全て「広告料」でまかない、その中には少なからぬNTT東日本からの支援も入っているということだろう。

俺たちにとって大事なことは、経営者の視線で見た場合大事なのは親会社からの支援を含めた「広告」であり「サポーターを含む入場者」の重要度がどの程度になるだろうかということである。総売り上げの10%強の「入場料収入」がどんなものなのか…
これは大宮だけではなく他のJリーグのチームにも言えることで、「社長辞めろ!!!」と息巻く前にその社長にとって入場者がどれほどの存在かを認識しておくのはとても大事だと思う。
(心の中で『来なくて良いぞ~』なんて思われてたりしてね…)

さて、支出の方だがこれはシンプルに見よう。

以前見たマンチェスターユナイテッドの場合は選手の移籍金を長期償却費に入れていたので、05年の段階でもファビアン・バルテズの移籍金やロイ・キーンの移籍金が計上されており、実情を反映していなかった。

Jリーグの場合、さほど巨額な移籍金が発生するような移籍がないため、シンプルに見られるわけだ。

ここで見たいのは総支出に対する人件費の割合。
要は人件費をどの程度に見ているのかということ。

ここでも(経営に関しては)優良クラブである浦和が群を抜いて36%と低い。あれだけの陣容を誇りながらも人件費割合が4割以下の低さというのは驚異的だ。
他に3割台は清水の38%だけ。あとは大分の39.8%だが、これは四捨五入で4割に入る。

清水などはこの人件費で4位、しかもまがりなりにも経常利益を出している。さすがに経営の危機を経験したチームといえるだろう。やりくり上手とはこのチームの事を言うのだろうと思う。大分も8位、ただこれはかなり誤算があるだろうなぁ…

一方で人件費割合が高いのが名古屋の56.5%と川崎の55%、これは両チーム共に選手と監督にかなりの費用をかけているわけだが、成績とリンクさせると面白いだろう。川崎はご存知のとおり、2位。選手に金をかけて優勝を一気に狙いにきたのでは?

名古屋については…

僕は真剣に思うのだが、名古屋は親会社がデカすぎる。
親会社にしてみれば、名古屋グランパスエイトに投下している費用は宣伝費の一部や福利厚生のような費用のつもりでいるのではないか?
億単位の赤字も計上しているもようであり、このあたりで独立が望まれるのではないかと思ったりする…まぁ、他チームのサポーターがあれこれ口を出すのは失礼というものだが…

J1J2(J2は費用のかかり方も違い、比較対象とならないと思われるので外した)含めた市場売り上げ総額は700億円弱。
丸紅が買ったダイエーの株式総額だったり、南高梅の市場規模だったりするわけで…
俺たちサポーターはここでも世の中におけるリーグとかチームとかを考えたりするわけだな…

ちなみに、総資本回転率とかの経営指標は上記「経営支援」があるような状況だときちんと見れないし、固定資産、流動資産の指標も見えてこないので割愛した。
浦和の総資本回転率だけを求める。
(営業収入総額÷(総負債+資本金+剰余金すなわち繰越利益+当期利益))で求めてみる。2.95という値が出てくる。会社の大きさに見合う儲けを出しているかどうかというこの指標。製造業で1回転、サービス業で2回転という数字が標準といわれる中で3回転というのは見事な数字だろう。

来年度からもう少し詳細な報告が欲しいなぁ~♪
結構面白いので…

頼むよチェアマン♪ 続きを読む

サッカーキャスト第16回 「日本代表オーストリア遠征の総括」

アジアカップ決勝の日に収録したサッカーキャスト第16回 日本代表オーストリア遠征の総括

1勝1分、そして三大陸トーナメント優勝という成果を残した日本代表のオーストリア遠征を振り返ります。
同時収録はU-22代表の北京オリンピックアジア最終予選ですが…
終盤、発汗が妙な事を口走り始めます…(^_^;)

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日本代表欧州遠征 オーストリー対日本

オーストリアとオーストラリアってのはアメリカの大統領も間違えるくらいだから、オーストリーに変えたいとオーストリア政府が望んでも、日本のマスコミは外務省表記が変わらないと変えない人達だから、オーストリアになっちゃう。

というわけで、来年のEuro2008はオーストリーとスイスの共同開催だけど、これは俺はパスだな…(^_^;)
なんせ、ヒトラーをして「エステルライヒとシュバイツラントは我々の回廊なんやねんノッホ」と言わしめたくらいだから、ひたすら横に長い…移動が大変だからパスするつもり…でも楽しそうだなー

そのオーストリー(オーストリッチでもいいんだけどね、あの鞄でもおなじみの表記だが)に新しく出来たスタジアムの杮落としで日本代表とチリ代表を招いて、オーストリーがホストとなって親善試合。

親善試合だから、さして書くことはないが、オーストリーはちっとヤバくないか?
フル代表でこんな試合をやっていたら、日本だったら協会の会長が不快感表明したりとかリスクを負わない評論家の爺とかが「監督更迭してU-20代表と総取っ替え!!!」とかほざきそうだけどね…(^_^;)

寝ぼけて聞いていたら、最初ゲスト解説に掛布雅之さんがいらっしゃるのかと思った…(^_^;)
そしたら、不満顔の小倉さんでした…っつーか相馬さんも掛布っぽかったなー(笑)

日本代表に関してひとことで言えば、相変わらず田中マルクス闘莉王のフィードは素晴らしい♪
長いフィードをきちんと味方選手の走るコースに、しかもバックスピンをかけて綺麗に足元ないし胸元に収まるように出す。
DFラインからの組立てを重視するオシム監督にとってやはり今のところ欠かせない選手なんだろうと思う。
それにしてもオーストリーに居るのに中田浩二を呼ばないってのも不思議な話だがなぁ…(^_^;)
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