イタリア
ユベントスに端を発した審判買収を含む不正疑惑が取りざたされている。自身ACミランのオーナーであるベルルスコーニ氏が首相であったならばこの件は表沙汰にならずにカーペットの下に隠されていたはず。(闇に葬られるってのをイタリアではこういう言い回しをするらしい)
代表GKブッフォンまで呼ばれちゃうのだから事態は穏やかではない。ましてやユベントス降格の危機となると自分の食い扶持や移籍の話をしなきゃならんはずで、ユベントスやミランという明るみに出たチームはもちろん、その他水面下で探りを入れられているチームの選手達も戦々兢々・・・
これがどう影響するか?
ガーナ
現代フットボールを代表するMFと言っても過言ではないエッシェンを排出したガーナ。とはいえサッカーは1人でできるものではない。CBクフォー(ローマ)、ボランチのムンタリ(ウディネーゼ)、FWのA・ギアン(モデナ)など、各所にタレントを配置できるガーナはこの「実質的な死のグループ」でかなり厄介な存在だ。
上手く立ち回ればグループリーグの勝ち抜けもあるが・・・
USA
ブルース・アリーナ監督の集大成。そしてランドン・ドノバンの集大成が見せられるかどうか。前回はベスト8、それも準優勝のドイツを最後まで苦しめるという善戦を見せたわけだが(それにしてもあのスタジアムの空席は酷かったね~!!!あんな空席だらけでワールドカップ共催するなっつーの)
今回はグループリーグの勝ち抜けにもかなり苦労しそうな気配だ。
チェコ
04ユーロをピークとすると、全体のパワーが落ちているのは否めない。
ネドヴェド、ガラセク、コラー、ポボルスキ、彼らはチェコの黄金世代だが揃って72~73年生れだ。盛りを過ぎようとする彼らがバロシュやロシツキら若手をどこまで引っ張っていけるか、そして心配される怪我などがないかどうか。永遠のダークホースチェコの活躍はそれにかかっている。
6月12日
USA対チェコ ゲルセンキルヘン
いきなりすごいカードが組まれるなぁ・・・
初戦という事もあり、両方とも勝ちに来るだろう。中盤でのボール回しから左右に展開、コラーを使って一気に勝負に来るチェコに対してUSAはレイナとマストロエーニのドイスボランチでパスの出所を潰しにかかる。さらにチェコのボランチ、ガラセクに対してハードタックル。消耗戦の様相を呈するが、両者決めてのないままに0-0の引分けに終わる。
イタリア対ガーナ ハノーバー
大会で最大の番狂わせ。イタリアが負けた。
どうにも調子の上がらないイタリアはガーナの中盤、エッシェン、ムンタリ、アッピアの素早い寄せにボールを支配できない。レジスタのピルロが狙われているのを見たリッピ監督は後半ピルロに代えてデロッシを送り、ガットゥーゾと共にドイスボランチでガーナに対応する。しかし、それでもガーナの執拗な追い回しにガットゥーゾが警告2枚目で退場、事態はいっこうに改善せず、逆にドイツ生れのガーナ人アッドが右サイドを蹂躙し、イタリアDFに破綻を生じさせる。そして最後はエッシェンがこぼれ球を流し込んで先制。イタリアはこの失点で気落ちしたか、生彩を欠き、ガーナに追加点を許して試合を終えた。2-0ガーナ勝利
6月17日
チェコ対ガーナ ケルン
どうしても勝っておきたいチェコ、負けだけはしたくないガーナ。技術と戦略のチェコ、体力と個々のタレントで勝負するガーナ。多分試合は撃ち合いになる。ガーナがやや引き気味からカウンター一閃という戦法だとすると、チェコは周到にボールを回し、ロシツキ・ネドヴェド・ポボルスキあたりが次々にクロスをコラーめがけて当ててくる。
ガーナが先取点を取ったとしても、チェコはジリジリと押し上げつつ攻める。運動量では両者劣らず、チェコは後半30分同点、そして集中力の途切れたその直後に逆転弾を放ち、2-1でチェコが勝利。
イタリア対USA カイザースラウテルン
イタリアのメディアはシーズン直後のスキャンダルからワールドカップでの初戦敗戦まで一貫してチームを叩いている。敗戦後のメディアはイタリアのグループリーグ敗退が決まったかのような叩き方だ。代表というものをあまり愛していない(クラブよりは)イタリアにおいて、メディアは高給取りの代表選手達に容赦ない。
容赦ないのはUSAの攻撃陣も同様。02年大会では試合巧者のメキシコをあざ笑うかのような多彩な攻撃で圧倒、2-0で堂々の勝利だった。この試合でもなんとか勝点3をともがくイタリアをカウンターで圧倒。ファウルで得たセットプレーからのマクブライトの得点でUSAが1-0で勝利
この時点でイタリアのグループリーグ敗退が決まり、イタリアメディアは大っぴらに餌食を屠りはじめる・・・
2戦を終わってチェコが勝点4得失点差+1得点2でトップUSAが勝点4得失点差+1、得点1で2位。ガーナが勝点3で3位、イタリアは連敗で勝点0
6月22日
チェコ対イタリア ハンブルグ
イタリアのメンバーは明らかにやる気がない。サブメンバー中心で臨んだ第3戦だが、次に繋がるという日本の元U-23監督の好きな言葉などくすりにしたくも出てこない。第3戦を前にチームでは内部告発や監督批判が噴出、サッカーのできる状態ではなかった。チェコが3-0であっさりと勝利、勝点7で勝ち抜け決定
ガーナ対USA ニュルンベルグ
引分けでも勝ち抜けのUSAに対し、絶対に勝ちたいガーナ。
開始早々にマクブライドがCKからのヘッドで先制。この早すぎる先取点がUSAに油断をもたらした。しっかりと守りを固めるのだが、あまりにも残り時間が多すぎる。後半20分過ぎについに同点に追いつかれ、そのまま試合を壊すことができず、勢いに乗ったガーナに逆転を許してしまう。ガーナ2-1で勝利、勝点6で勝ち抜け決定
ユベントスに端を発した審判買収を含む不正疑惑が取りざたされている。自身ACミランのオーナーであるベルルスコーニ氏が首相であったならばこの件は表沙汰にならずにカーペットの下に隠されていたはず。(闇に葬られるってのをイタリアではこういう言い回しをするらしい)
代表GKブッフォンまで呼ばれちゃうのだから事態は穏やかではない。ましてやユベントス降格の危機となると自分の食い扶持や移籍の話をしなきゃならんはずで、ユベントスやミランという明るみに出たチームはもちろん、その他水面下で探りを入れられているチームの選手達も戦々兢々・・・
これがどう影響するか?
ガーナ
現代フットボールを代表するMFと言っても過言ではないエッシェンを排出したガーナ。とはいえサッカーは1人でできるものではない。CBクフォー(ローマ)、ボランチのムンタリ(ウディネーゼ)、FWのA・ギアン(モデナ)など、各所にタレントを配置できるガーナはこの「実質的な死のグループ」でかなり厄介な存在だ。
上手く立ち回ればグループリーグの勝ち抜けもあるが・・・
USA
ブルース・アリーナ監督の集大成。そしてランドン・ドノバンの集大成が見せられるかどうか。前回はベスト8、それも準優勝のドイツを最後まで苦しめるという善戦を見せたわけだが(それにしてもあのスタジアムの空席は酷かったね~!!!あんな空席だらけでワールドカップ共催するなっつーの)
今回はグループリーグの勝ち抜けにもかなり苦労しそうな気配だ。
チェコ
04ユーロをピークとすると、全体のパワーが落ちているのは否めない。
ネドヴェド、ガラセク、コラー、ポボルスキ、彼らはチェコの黄金世代だが揃って72~73年生れだ。盛りを過ぎようとする彼らがバロシュやロシツキら若手をどこまで引っ張っていけるか、そして心配される怪我などがないかどうか。永遠のダークホースチェコの活躍はそれにかかっている。
6月12日
USA対チェコ ゲルセンキルヘン
いきなりすごいカードが組まれるなぁ・・・
初戦という事もあり、両方とも勝ちに来るだろう。中盤でのボール回しから左右に展開、コラーを使って一気に勝負に来るチェコに対してUSAはレイナとマストロエーニのドイスボランチでパスの出所を潰しにかかる。さらにチェコのボランチ、ガラセクに対してハードタックル。消耗戦の様相を呈するが、両者決めてのないままに0-0の引分けに終わる。
イタリア対ガーナ ハノーバー
大会で最大の番狂わせ。イタリアが負けた。
どうにも調子の上がらないイタリアはガーナの中盤、エッシェン、ムンタリ、アッピアの素早い寄せにボールを支配できない。レジスタのピルロが狙われているのを見たリッピ監督は後半ピルロに代えてデロッシを送り、ガットゥーゾと共にドイスボランチでガーナに対応する。しかし、それでもガーナの執拗な追い回しにガットゥーゾが警告2枚目で退場、事態はいっこうに改善せず、逆にドイツ生れのガーナ人アッドが右サイドを蹂躙し、イタリアDFに破綻を生じさせる。そして最後はエッシェンがこぼれ球を流し込んで先制。イタリアはこの失点で気落ちしたか、生彩を欠き、ガーナに追加点を許して試合を終えた。2-0ガーナ勝利
6月17日
チェコ対ガーナ ケルン
どうしても勝っておきたいチェコ、負けだけはしたくないガーナ。技術と戦略のチェコ、体力と個々のタレントで勝負するガーナ。多分試合は撃ち合いになる。ガーナがやや引き気味からカウンター一閃という戦法だとすると、チェコは周到にボールを回し、ロシツキ・ネドヴェド・ポボルスキあたりが次々にクロスをコラーめがけて当ててくる。
ガーナが先取点を取ったとしても、チェコはジリジリと押し上げつつ攻める。運動量では両者劣らず、チェコは後半30分同点、そして集中力の途切れたその直後に逆転弾を放ち、2-1でチェコが勝利。
イタリア対USA カイザースラウテルン
イタリアのメディアはシーズン直後のスキャンダルからワールドカップでの初戦敗戦まで一貫してチームを叩いている。敗戦後のメディアはイタリアのグループリーグ敗退が決まったかのような叩き方だ。代表というものをあまり愛していない(クラブよりは)イタリアにおいて、メディアは高給取りの代表選手達に容赦ない。
容赦ないのはUSAの攻撃陣も同様。02年大会では試合巧者のメキシコをあざ笑うかのような多彩な攻撃で圧倒、2-0で堂々の勝利だった。この試合でもなんとか勝点3をともがくイタリアをカウンターで圧倒。ファウルで得たセットプレーからのマクブライトの得点でUSAが1-0で勝利
この時点でイタリアのグループリーグ敗退が決まり、イタリアメディアは大っぴらに餌食を屠りはじめる・・・
2戦を終わってチェコが勝点4得失点差+1得点2でトップUSAが勝点4得失点差+1、得点1で2位。ガーナが勝点3で3位、イタリアは連敗で勝点0
6月22日
チェコ対イタリア ハンブルグ
イタリアのメンバーは明らかにやる気がない。サブメンバー中心で臨んだ第3戦だが、次に繋がるという日本の元U-23監督の好きな言葉などくすりにしたくも出てこない。第3戦を前にチームでは内部告発や監督批判が噴出、サッカーのできる状態ではなかった。チェコが3-0であっさりと勝利、勝点7で勝ち抜け決定
ガーナ対USA ニュルンベルグ
引分けでも勝ち抜けのUSAに対し、絶対に勝ちたいガーナ。
開始早々にマクブライドがCKからのヘッドで先制。この早すぎる先取点がUSAに油断をもたらした。しっかりと守りを固めるのだが、あまりにも残り時間が多すぎる。後半20分過ぎについに同点に追いつかれ、そのまま試合を壊すことができず、勢いに乗ったガーナに逆転を許してしまう。ガーナ2-1で勝利、勝点6で勝ち抜け決定