スポーツ医学が発達して、その研究成果が実際の競技にフィードバックされるようになって実にうれしい♪
練習中は給水禁止、ウサギ跳びでグランド一周、ラグビー選手はヤカンで治る
こういう非科学的なことがぼくらの中学生のころにまかり通っていたんだから、不思議なもんだ。あの当時に無給水でうさぎ跳びグランド一周とかさせてた体育の教師には面と向かってひとこと言ってやりたいほどばかばかしい嘘だよね~
しかし、こんな極端な例じゃなくてもまだまだ誤解はたくさんあると思われる。
とりあえず練習をしていれば良いんだということでオーバートレーニング症候群になったり・・・
試合の前の日に焼肉や豚カツなどを食べてスタミナをつけると思いこんだり・・・(翌日は血液中に脂肪が流れ込み、からだがキレがなく判断力も怪しくなるらしい)
僕自身もごく最近読んで「そうだったの?」って思うことがあった。
日刊スポーツというメジャーな新聞のコラムだから多くの人に読まれているかもしれないが・・・
平石クリニックという内科医でスポーツ医学の専門病院が六本木にあるが、そこの院長の平石貴久さんが「アテネを診る」というタイトルで内科医らしい指摘をいくつもしている。
http://athens2004.nikkansports.com/column/hiraishi_040822.html
試合の2時間くらい前に糖質をとること、バナナやチョコレートなどが有効。ってのが僕にとっての常識だったし「ミランのインザーギは試合前に必ずパスタをとる。それもソースが絡んでないブーロ(バター)のみのものをとる」ってのも知っていた。
だが・・・
「以前は、パスタやバナナを食べたが、これらはGIが70~75と低い。食べても翌々日にならないとエネルギーに変わらない。」なんだそうで、僕はガクッと力が抜けましたなぁ・・・
朝食べて、数時間後にエネルギーに変わらなければ意味がないのだ。翌日ですか・・・タハハ・・・(^_^;)
「その日のうちにエネルギーに変わる。フランスパン、食パン、レーズンパン、ポテトやコーン、ショ糖などである。一番のお勧めメニューはコーンポタージュと、バター、はちみつをたっぷり塗ったトースト。さらに、サッカーや野球など体がぶつかり合うスポーツは、動物性脂肪としてウインナソーセージやハムエッグなども加えた方がいい。戦う姿勢、負けない強い意志を保つためだ。」って普通の朝ご飯じゃん・・・やれやれ・・・
試合の当日はトーストと蜂蜜とコーンスープだな、でもって持参するのはブドウ糖の錠剤とクエン酸入りのスポーツドリンクだな・・・
うーん・・・これが数年後に「~と考えられていたがそれは間違いで・・・」とならないように祈ろう。
この平石先生はマラソンのスタート前に面白い指摘をしている。「ただし、力うどんでおもちを食べると約2時間後には力を発揮する。これを知る巨人清原さんは、試合直前に奥さまの手づくりおもちを磯辺焼きで2、3個食べている。日本マラソンチームもスタート4時間前に小さく切ったおもちが5、6個入ったバター味の雑炊を食べる。」
金メダルをとった野口選手の27キロ付近でのスパートは四時間前の餅が効いたのだろうか?この先生はまた上田栄治女子代表監督がベルマーレ平塚のTD時代のメディカルアドバイザーでもあったそうだ。
彼の著書は何冊か出ているが、最新のものが最新のものがやはり良いんだろうと思う。それにしても、時代と共に常識がどんどん覆るものだなぁ・・・
練習中は給水禁止、ウサギ跳びでグランド一周、ラグビー選手はヤカンで治る
こういう非科学的なことがぼくらの中学生のころにまかり通っていたんだから、不思議なもんだ。あの当時に無給水でうさぎ跳びグランド一周とかさせてた体育の教師には面と向かってひとこと言ってやりたいほどばかばかしい嘘だよね~
しかし、こんな極端な例じゃなくてもまだまだ誤解はたくさんあると思われる。
とりあえず練習をしていれば良いんだということでオーバートレーニング症候群になったり・・・
試合の前の日に焼肉や豚カツなどを食べてスタミナをつけると思いこんだり・・・(翌日は血液中に脂肪が流れ込み、からだがキレがなく判断力も怪しくなるらしい)
僕自身もごく最近読んで「そうだったの?」って思うことがあった。
日刊スポーツというメジャーな新聞のコラムだから多くの人に読まれているかもしれないが・・・
平石クリニックという内科医でスポーツ医学の専門病院が六本木にあるが、そこの院長の平石貴久さんが「アテネを診る」というタイトルで内科医らしい指摘をいくつもしている。
http://athens2004.nikkansports.com/column/hiraishi_040822.html
試合の2時間くらい前に糖質をとること、バナナやチョコレートなどが有効。ってのが僕にとっての常識だったし「ミランのインザーギは試合前に必ずパスタをとる。それもソースが絡んでないブーロ(バター)のみのものをとる」ってのも知っていた。
だが・・・
「以前は、パスタやバナナを食べたが、これらはGIが70~75と低い。食べても翌々日にならないとエネルギーに変わらない。」なんだそうで、僕はガクッと力が抜けましたなぁ・・・
朝食べて、数時間後にエネルギーに変わらなければ意味がないのだ。翌日ですか・・・タハハ・・・(^_^;)
「その日のうちにエネルギーに変わる。フランスパン、食パン、レーズンパン、ポテトやコーン、ショ糖などである。一番のお勧めメニューはコーンポタージュと、バター、はちみつをたっぷり塗ったトースト。さらに、サッカーや野球など体がぶつかり合うスポーツは、動物性脂肪としてウインナソーセージやハムエッグなども加えた方がいい。戦う姿勢、負けない強い意志を保つためだ。」って普通の朝ご飯じゃん・・・やれやれ・・・
試合の当日はトーストと蜂蜜とコーンスープだな、でもって持参するのはブドウ糖の錠剤とクエン酸入りのスポーツドリンクだな・・・
うーん・・・これが数年後に「~と考えられていたがそれは間違いで・・・」とならないように祈ろう。
この平石先生はマラソンのスタート前に面白い指摘をしている。「ただし、力うどんでおもちを食べると約2時間後には力を発揮する。これを知る巨人清原さんは、試合直前に奥さまの手づくりおもちを磯辺焼きで2、3個食べている。日本マラソンチームもスタート4時間前に小さく切ったおもちが5、6個入ったバター味の雑炊を食べる。」
金メダルをとった野口選手の27キロ付近でのスパートは四時間前の餅が効いたのだろうか?この先生はまた上田栄治女子代表監督がベルマーレ平塚のTD時代のメディカルアドバイザーでもあったそうだ。
彼の著書は何冊か出ているが、最新のものが最新のものがやはり良いんだろうと思う。それにしても、時代と共に常識がどんどん覆るものだなぁ・・・